オンライン ヘルスセミナー「2年に亘るパンデミック以降の心身の健康と維持」
日本クラブ/米国日本人医師会(JMSA)共催
【開催日時】6月2日(木)7pm〜8pm EST
ゲストスピーカー:松木 隆志 医師 / 加納 麻紀 医師 / 宮下 麻子 栄養士
参加無料(任意でNY医療従事者/フロントラインワーカーへのお弁当プロジェクトへのご寄付をお願いします)
こちらからお申し込みください:
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_q6AFvRKsQOaidfyyJKa74Q
2年以上続いたパンデミックの後、医学的および精神的な観点から、多くの人々の全般的な健康状態が悪化しました。その状態から脱し、元の健康を取り戻し維持するにはどうすれば良いのか、米国日本人医師会(JMSA)の先生方にお話を伺い、実践的なアドバイスを頂きます。
加納麻紀先生には、定期的な検査と免疫、および結腸内視鏡検査やマンモグラムなどの定期的なスクリーニング検査などの予防的ケアにより、小児および成人の集団の健康維持を維持する必要性についてお話をいただきます。さらに、糖尿病、高血圧、高脂血症などの慢性的な病状のある人は、運動の減少、座りがちな生活様式の増加、体重の増加、飲酒と食事の増加により、病状が悪化しています。このウェビナーでは、現在の健康上の懸念を認識する方法と、健康を取り戻し、軌道に戻るために何をすべきかについて説明します。
松木先生には、パンデミックが大人と子供のメンタルヘルスにどのように大きな影響を与えたかについてお話いただきます。社会的孤立、遠隔での学校、在宅勤務により、不安や鬱病が大幅に増加しています。また夫婦の間では対立が増加しています。メンタルヘルスの警告サインを認識する方法とメンタルヘルスを取り戻すための手順についてお話しを伺います。
またQ&Aセッションでは、加納先生、松木先生に、栄養士の宮下先生にも加わっていただき、皆様からの様々なご質問にお答えいただきます。皆様どうぞお誘い合わせの上、ご参加ください。
※本講演はオンラインでのウエビナーで、日本語で行われます(当日はWordlyによる英語 同時通訳の字幕をご用意いたします。)
<講師プロフィール>
松木 隆志 医師
米国精神科専門医。東京医科歯科大学医学部医学科卒業。
日本での数年間の診療経験を経た後渡米、ニューヨーク市内のマウントサイナイ医科大学ベスイスラエル病院精神科にて精神科専門医研修を修了、米国精神科専門医資格を取得。
現在はマウントサイナイ医科大学精神科助教授および同医科大学附属病院精神科救急部の指導医として精神科急性期医療の最前線で診療と教育に従事する傍ら、ニューヨーク州、ニュージャージー州にて個人開業し、一般外来診療を行っている。また、マサチューセッツ州、ジョージア州、テキサス州、カリフォルニア州、ワシントン州全域を対象にインターネットのビデオ通話を用いた遠隔診療も提供している。米国日本人医師会役員。www.TakashiMatsukiMD.com
加納 麻紀 医師
鎌倉市生まれ。3歳で両親と共に渡米、ニューヨーク州スカースデールとチャパクアで育つ。コーネル大学卒業。マウントサイナイ医科大学卒業。同大学で、内科専門医及び小児科専門医の資格を取得。日系コミュニティのボランティア医療支援活動にも積極的に参加。米国日本人医師会(JMSA)の副会長及びコミュニティアフェアズのチェアパーソンとして地域社会のさまざまな慈善活動に貢献。2000年からハーツデールのマウントサイナイ東京海上記念診療所(Japanese Medical Practice)で、内科・小児科両部門の専門医として日本語でご家族全員が常に安心して受診でき、相談に乗れる「心のこもった医療」を提供しています。二児の母。2003年に最初の出産後、異文化の中での出産育児のストレスを実感し、海外に住む日本人の妊婦やお母さん方のネットワーク作りと子育て支援の必要性を強く感じ、同年9月、非営利の育児支援サポートグループ「ニューヨークすくすく会」を創設。その後毎年NY日系人会で開かれる春秋の「ヘルス・フェア」を中心に、妊婦・母親を対象に、医療、母乳、しつけなど出産や子育てに関するトピックを取り上げ、セミナー、ワークショップなどを行っています。
2013年から慶応義塾ニューヨーク学院(高等部)のスクールドクター(校医)を兼務。
宮下 麻子 医師
米国登録栄養士、ニューヨーク州栄養士。コロンビア大学教育大学院、栄養教育プログラム修士号取得。ナーシングホームにて臨床栄養士、そしてテレヘルスで外来の患者様への栄養コンサルテーションを行う。
【お問合せ】 info@nipponclub.org