★スペシャルディスカウント★ 10月13日(金)日本舞踊 x モダンダンス x 人形舞
〜柏木みどりの世界〜
日時: 10月13日(金)8:00pm
会場:Florence Gould Hall - French Institute Alliance Française
55 E. 59th St.
(bet. Park & Madison Aves.)
チケット:一般$30、シニア$18、学生券$18
Box Office:212-355-6160
※Mixb専用割引コード(オンライン、電話、窓口対応):
MDRA17(一般用$30が$15に)
MDRS17(シニア用$18が$10に)
MDRSTU(学生用 $18 が$10に)
柏木みどりHP:
www.midori-kashiwagi.com/
日本と西洋の舞踊を融合した独自のスタイルを確立する異色の舞踊家、柏木みどりが通算五度目の9年ぶりとなるニューヨーク公演を行います。柏木みどりは日本舞踊にジャズ、モダンダンスをミックスした独自のダンスを編み出し、深みのあるストーリー性に富んだドラマチックなダンスシアターで日本とアメリカで高い評価を受けているダンサー、かつ振付家でもあります。
弱冠15歳にして日舞の柏木流の名取となり、女優としても活躍した後、ジャズダンスの創成期にその魅力に惹き付けられ、ダンスの本場ニューヨークでダンス修行を行なった実力派。二つの異なる舞踊と女優としての経歴をバックグラウンドに、能や歌舞伎、人形浄瑠璃といった日本の伝統芸能から現代に通じる普遍的なテーマを追求し、男女間の性の魔、心の深淵、人間の根底にある情念を踊り、観る者に鮮烈な印象を残す作品で知られています。
今回のニューヨーク公演では二つの作品を披露。第一部は、柏木みどりが日本舞踊のソロで6m以上の布を使い、愛する人との別離で心が傷つき、まだ思いを断ち切れない心の葛藤、深い悲しみにくれる中から立ち直り、強く生きていこうとする女をバレエ音楽で有名な「ボレロ」を用いて表現します。プログラム後半では、人形浄瑠璃と歌舞伎でおなじみ、近松門左衛門の「曽根崎心中」を人形舞のホリ・ヒロシが操る等身大の人形を相手に柏木みどりが新垣隆作曲の音楽に合わせて独自のダンススタイルで表現する異色作。江戸時代、大阪北の曾根崎新地で醤油屋平野屋の手代徳兵衛(ホリ・ヒロシ、人形舞)と恋仲であった天満屋の遊女お初(柏木みどり)が叶わぬ恋の終わりに心中を選び、あの世で一緒になろうとする純粋な2人の物語です。
柏木は「恋の苦悩を表現するのにぴったりなボレロの曲を使い、洋楽で日本舞踊を踊る新しい試みですが、違和感なく仕上がっていると思います。曽根崎心中は、人形と洋舞のコラボレーションで、見終わった後きっと感動していただける作品になると思います。」と抱負を語りました。彼女の生み出す渾身の舞台に期待が高まります。