【11/8/2017(水) : 「天空と大海、青の躍動」青萩に重ねたヴァイオリン&「浮世絵」の青
「天空と大海、青の躍動」
海や空、宇宙など、人間の存在を超えたものを想像させる青色。世界各地の文明遺物や美術史上に残る名作が共有する普遍的な「青の美」。本イベントでは、音楽・陶芸・講演のコラボレーションを通じて「青」の世界を表現致します。
*木村まりによるヴァイオリン演奏
*納富晋による青萩作品展示
*白須純による「青の歴史と浮世絵にみる江戸プルシャンプルー」についての講演
■青に魅せられ、青萩を創り出した山口県萩焼作家納冨晋。青萩は、土の配合と釉薬の変化によって生まれ、藍のように深い青から白波のように淡い青までの豊かな階調があり、通常の萩焼とは異なる美しさを持ちます。
■納冨の創り出す青の美しさに感銘を受けたヴァイオリニストの木村まりは、納富の創作過程映像“Ao-Hagi”に重ねてヴァイオリンのソロ演奏を致します。木村はウ゛ァイオリンの調弦を変えずにG線から1オクタープ低い音を出す「サブ・パーモニック奏法」を確立したことで世界から注目を浴びています。当日は、「青萩」と青をテーマとした音楽、山口県の民謡をアレンジした即興演奏、童謡<赤とんぼ>などを演奏予定です。
■講演には、欧州で活躍するアズレージョ(ポルトガル・スペインで生産されるタイル)美術作家の白須純が「青の歴史」について、そして世界を魅了した浮世絵の「江戸の青」を語ります。
*イベントは、日本語と英語で行われる予定です。
日時 2017年11月8日(水)
場所 日本クラブ2階ローズルーム
145 West 57th Street, 2nd Floor, New York, NY 10019
時間 6:30 pm ~8:00 pm (受付・開場 6:00 pm)
参加費 会員$15 / ゲスト$20 (ドリンク付き)
お申し込み・お問い合わせ
お申し込みは、まずお電話 (Tel: 212-581-2223)、または E-mail (yhonda@nipponclub.org) でお願い致します。その後、参加費を11月6日までに事務局(本多)までご郵送下さい。なお、11月6日午後 5時以降のキャンセルにつきましては、ご返金致しかねますので、何卒ご了承下さい。
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木村まり (きむら まり) バイオリニスト・作曲家
サブハーモニクス奏法を確立
カリフォルニア大学アービン校音楽部教授
ジュリアード音楽院大学院講師
現代音楽作曲家
納富晋 (のうとみ すすむ) 陶芸家
日本工芸会 正会員
日本工芸会山口支部 監事
萩陶芸家協会 理事
現在 コシノヒロコとのコラボレーションなど活躍中
白須純 (しらす じゅん) 版画家・アズレージョ美術作家
代表作 : 「三庭園」タイル壁画・パルメラ駅 (ポルトガル)