日本クラブ特別企画展「進化する常陸国のお雛さまと匠の技」

茨城県の旧桂村（現城里町）は、かつて徳川家の城下町として多くの職人たちが集まる場所でしたが、近年、少子化の影響も含めて衰退が進んでいます。そうした状況の中、桂雛（かつらびな）三代目の小佐畑孝雄氏は、伝統を守りつつ芸術性を追求し、一年中飾れる日本初のインテリア・アートの「Hina Doll」として桂雛を甦らせました。

本展では、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「結城紬」や京都の「西陣織」、フランスのアンティークレースなどを纏った『Hina Doll』を展示し、セレモニーやイベントに応じた飾り方をご紹介します。特に、上皇后様がお召しになった結城紬の着物と同じ反物で仕立てた着物を纏った『Hina Doll』は、本展での見どころの一つです。美しい『Hina Doll』の数々を、ぜひニューヨークでご覧ください。入場無料ですので、ぜひお気軽に日本ギャラリーにお立ち寄りください。

● 会場： 日本ギャラリー（日本クラブ７階）
● 会期： 6月28日（金）～ 7月19日（金）
● 住所：145 W 57th St, New York, NY 10019
● 時間： 月－金：10:00 am – 6:00 pm、土：10:00 am – 5:00 pm、日 & 7/4: 休館
● 入場無料
● 詳細：https://www.nipponclub.org/activity_exhibition/?lang=ja