メトロポリタンオペラ 25/26シーズン 第1回 鑑賞会&直前勉強会 ビゼー作「カルメン」

2025/10/16 16:49:25
タイプ
キャンペーン
名前
日本クラブ
メールアドレス
エリア名
Midtown West , 145 W 57th St, New York, NY 10019
最寄駅
57th St (N,Q,R) Manhattan
住所
145 W 57th St, New York, NY 10019

最も人気の高いオペラの一つ『カルメン』現代のアメリカ南部を舞台に、アメリカ人メゾ・ソプラノ歌姫、イザベル・レナード(写真)が演じます。古典オペラが新しい演出で生まれ変わるダイナミズムをお楽しみください。

『カルメン』は、メリメの原作からオペラ台本が作られ、ジョルジュ・ビゼーが作曲して、1875年にパリのオペラ・コミック座で初演されました。初演直後は、もっぱら主人公カルメンの非モラル的性格が問題となり批判されたのですが、その音楽の革新性はワーグナー、チャイコフスキー、マスネ、サン=サーンスなど同時代の音楽家に高く評価され、同年に行われたウィーン公演は大成功を収めました。その後は、数々のソロの名曲とカルメンの強烈な人物像が、オペラに足を運んだことがない方々にも知られるほどになり、最も人気の高いオペラの一つとして、世界中のオペラハウスで再演を重ねています。メトロポリタン・オペラでは1884年の初演から通算1041回、上演されています。過去には、多数の印象深い『カルメン』が登場しました。

今回の鑑賞会、11月1日には、アメリカ人メゾ・ソプラノ歌姫、イザベル・レナードが演じます。彼女のカルメンは、不道徳極まりない男食いでしょうか?悪徳の化身でしょうか?それとも、自己を絶対的な羅針盤とする強い女なのでしょうか?原作の舞台はスペイン、アンダルシアですが、新進気鋭の女性英国人舞台演出家、キャリー・クラックウェルは、舞台を現代とし、メキシコとの国境に近いアメリカ南部に持ってきました。この環境で新しいカルメン像が作り出されることが期待されます。

カルメンを恋してしまう兵卒(この演出では違いますが)ドン・ジョゼは、アメリカ人テナー、マイケル・ファビアーノ、カルメンが恋に陥る闘牛士(この演出では違いますが)はバリトン、アダム・プラチェトカが歌います。古典オペラが新しい演出で生まれ変わるダイナミズムを楽しむことも、このオペラを鑑賞する醍醐味の一つだと思います。

10月31日(金)の直前勉強会では、150年間も私たちの心を揺さぶり続ける強烈な女の魅力と『カルメン』の音楽の秘密に迫ります。オペラ『カルメン』を過去に観たことがある方も無い方も、どうぞ奮ってご参加ください。(伊藤澄子 『オペラの楽しみを探ろう!』発起人会代表)

■ オペラ鑑賞会
日時:11月1日(土)午後8時 開演(現地集合 7時半)
場所:Metropolitan Opera House(交通アクセス)
参加費(Grand Tier Balance 席):会員 $130 / 一般 $145

■ 直前勉強会
※直前勉強会は、鑑賞会参加者に限らずどなたでも参加できます。
日時:10月31日(金)午後6時~
場所:日本クラブ(145 W 57th St, New York, NY 10019)
参加費:会員 $15 / 一般 $25 ※1ドリンク付

お申込みはこちらから
https://form.jotform.com/Nippon_Club/MET-Opera-202526-vol1

【お問い合わせ】info@nipponclub.org

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記事No. 52793

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