ニューホライズン教科書と音読

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小学校まで、楽しく英会話に親しんできた皆さんも、中学校の教科書を見て、「いよいよ英語が勉強になった」と、ちょっと緊張して不安になっていることと思います。

また中学1年生までは楽しかったのに、進級して、教科書を見たら、中学2、3年生になって、英語が難しすぎて分からないと悩んでいる生徒のみなさんもいらっしゃると思います。

私たちは、このYouTubeのプログラムで、素晴らしいニューホライズンの教科書を使って、皆さんに、より楽しい英語学習のあり方を伝えていきたいと思っています。

「やさしい英語をやさしい日本語で理解する。」

と言われても、ちょっとよく分からないと思います。
なので、ぜひこの番組を見て、その感覚をつかんでほしいと思います。

マイケル先生は日本語をとても熱心に勉強されている、ニューヨークで英語を教えている先生です。
マイケル先生が、私と話す日本語は、やさしい日本語を選んでいます。
日本語ネイティブである私たちは気づいていませんが、私たちは、会話の中で、漢字表現を多く使います。
でも、それを英作文するとき、漢字表現のまま英語にしようとすると、なかなか英語が思い付かなくて、「話すことも書くことも難しい」となってしまうんですね。

でも、マイケル先生の日本語を聞いていると、「そんなふうに簡単に表現すれば、英語にできるんだなぁ」と嬉しくなると思います。

なので、このプログラムでは、マイケル先生も私も、英語と日本語の両方を話します。

ただ、学年によって、英語と日本語の割合は変わってきます。
3年生の授業では、圧倒的に英語の方が多く話されることになります。

そして、このプログラムで1番大切にしているのは、マイケル先生のネイティブの発音で、皆さんが音読の練習をできることです。
英語の学習に音読がとても良いと言われますが、教科書を音読しているプログラムはYouTubeにありません。

そこで、このプログラムを立ち上げました。

YouTubeは一時停止することができますので、マイケル先生が言った後、一時停止をして、一つ一つ実際に言ってみて、英語の持つリズムや単語と単語がくっついて、違う音になる感覚などを一緒に学んでいきましょう。

リズムのある音読ができるようになると、ただひたすら、ノートに書き写して覚えていた英語の勉強が減り、「なんとなく分かる」という感覚で、自然に身につくようになり、勉強が楽になっていくと思います。

皆さんは母国語である日本語をマスターしています。
幼い頃から長い期間を経て、日本語をマスターしているのです。まずそのことに自信を持ってください。

私たちは、幼稚園、小学校と、たくさんの本を音読し、日常的に日本語を使うことで、「ただなんとなく…」という感覚を育て、自然な日本語を話せるようになっているのです。
英語もこれと同じです。
ぜひ、まるで歌を歌うように、マイケル先生と一緒に音読を楽しんでみてください。